QUALITY
社会的な役割と取り組み
YEAH写真の活動を
はじめたきっかけ
カメラマンになって間もなく母の病気が発覚します。
小さい頃から母のことが大好きだった私は、母の病気を受け入れることができずにいました。
母が何度となく私に言った『遺影写真を撮ってほしい』という言葉に耳を傾けることができませんでした。
なぜなら、母の死ぬための準備を手伝っているような気がしていたからです。
間もなくして母は寝たきりになってしまいます。
一気に病気の顔になってしまい、目の間にいるのに、生きているのに、母の最後の願いすら私は叶えてあげることができなくなってしまったのです。
どうしよう。どうしよう。。と思っている間に最期を迎えることになってしまいました。
結局母の遺影写真はどうなったかというと...
父が母と旅行に行った時に「遺影写真を撮ろう」ということになり、私には絶対撮れない、とても母らしい表情の写真を撮っていました。
後に聞いた話では『ちょっと笑いすぎじゃないか?』『このくらい優しい感じがいいんじゃないか?』
などと言って笑いながら撮影したと聞きました。
以前から大切にしてきた事ですが、その写真を見た時に『やっぱり写真はコミュニケーションが8割だ!!』と実感しました。
父と母が私に残してくれた財産だと思っています。
母がいなくなり…心にぽっかりと大きく穴が空き、何をしててもどこに行っても母との思い出に涙があふれました。
そんな苦しい日々を父が撮影してくれた母の写真に私はとっても救われました。
今考えても母の写真がなかったら何を心の支えにしていただろう??と震えます。本当に感謝でしかない出来事です。
しかし、父が撮影した写真があったからよかった!!と手放しで私の心が救われた訳ではありませんでした。
母の最後の願いを叶えられなかったという後悔がなくなったわけではなかったからです。
母との時間を思い出していると、母が生前『人生を楽しむために人は産まれてくるんだよ!これからたくさん楽しいことが待ってるよ!!』
という言葉をくれたことを思い出しました。
私はやっぱり、下を向いてクヨクヨする人生で終わらせたくない!!
前を向いて歩いて行く人生を選んでいきたい!!
きっと母もそんな私を天国から笑って見守ってくれるんじゃないか???と思うようになりました。
母にしてあげられなかったことを今後の課題として私はカメラマン人生を送っていきたい!!
遺影写真を軸として『心に残る写真』を撮影していきたいと思うようになりました。
心に残る写真を残したいと思って遺影写真を撮りませんか?と活動をしていくうちに
【遺影写真=死ぬための準備???】
という以前私が苦しいと思ったことを撮影される側も思っているんじゃないか???
死を意識した撮影をすることでこの先イキイキと生きていくお手伝いをしたい!!とは
真逆の活動になっていないか???という疑問を強く感じるようになりました。
いや!!違う!!私の伝えたい想いは…キラキラと輝く『幸せな今』としてHAPPYな写真を残した結果、
【最高にあなたらしい人生】を送ってもらいたい!!
その姿をそこに写っているあなたに1番知ってほしい!
ハッピーな写真、そう!まさに今を生きる!YEAH写真。
私が【YEAH写真】と名付けたきっかけです。
仲間と一緒に大きな口を開けて大声で笑っている写真も【YEAH写真】
家族で近くで顔を見合わせて笑っちゃうのも【YEAH写真】
目標に向かって歩む姿を残すのも【YEAH写真】
ピースしてにっこり笑った写真も【YEAH写真】
そこに愛があれば・・・
そこに心があれば・・・
それは最高なYEAH写真です!!
1人でも多くの人にYEAH写真を知ってもらいたい!!
YEAH写真を撮影するきっかけを作ってもらいたい!!
その想いでYEAH写真の個展を開催します。
もちろんこの活動を一緒に盛り上げてくれる仲間も募集中です。
YEAH写真を一緒に広げてください。
よろしくお願いします。